日本モンゴル親善協会は2004年5月から9月下旬まで 「モンゴル首都空港道路・街路樹植林プロジェクト」を実施しました。
首都ウランバートルの空の玄関「ボヤント・オハー国際空港」から市内に至る 幹線道路チンギスハーン通りに、ポプラの雑種であるウリヤス、ニレの木、松の木等約2000本を植林しました。
5月10日、ウランバートル市ハンオール地区ヤールマグ沿い4ブロックの 緑地約1キロに、バガバンディ大統領、富田達夫在モンゴル特命全権大使を 迎え、華やかな植樹祭が開かれました。当日はウランバートル市議会議長、蒙・ 日関連促進協会、日本からの植樹ツアー団、JICAシニアーボタンティアら 約2000人も出席し、大成功のうちに終了しました。
5月〜10月の6ヶ月間にわたって、毎週1日おきに6トン車で苗木に散水。肥料も鳥、羊、馬の糞等を購入し、苗木の土中に移譲してきました。
冬場に向けた例外対策も万全です。
この植林事業は、新しい開拓精神で自然の厳しいモンゴル国における植林保護・環境保護運動高揚のきっかけとなることと確信しています。ウランバートル市の管理する国立九円における植林事業は、来訪される日本人をはじめこの国を訪れる多くの人々にとって大きな慰めとなり、地元の人々にとってもよき憩いの場所となることと思います。
今年度もすでに、モンゴル政府、関係機関の協力をえて両国共同の取り組みとして実施してまいりたいと計画しております。
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